商品番号: 荒鮫 其の参拾武
位: 知[非売品]
概要: この荒鮫は見た人物に無条件に長く生きてきた老人。と思わせる人型荒鮫(以下老人)です。この老人はなにがあろうと死にません。我々は、この老人を燃やし、凍結し、首を切り落とし、心臓を貫きましたが、科学的にはありえないもののこの老人は生きていました。
以下は、■月■日 荒鮫 其の参拾武への質問が行われた記録です。
対象: 荒鮫 其の参拾武
日付: ■月■日
<記録開始>
黒級職員: おはようございます。
老人: やれやれ…貴方達私を殺す気ですか? 最近の警察は随分酷いことをするんですねぇ…
黒級職員: 貴方が普通の人間ならこんなことはしませんよ。
老人: [15秒の沈黙の後口を開く]なるほど何もかも分かってる訳ですね。全く迂闊だった…こんなことになるなら交通事故なんて見殺しにすりゃよかった。
黒級職員: 貴方は初めから不死身だったのですか?
老人: そんな訳ないでしょ。ちぃと頭が弱いですかのぉ。
黒級職員: …..
老人: あれは昔の事でした…貴方は人魚について何をしっとる?
黒級職員: 確か下半身が魚の人間でしたよね。
老人: 人魚の肉は不老不死の作用を持つ。だがのぉ….不老という作用は私には効かなかったようですのぉ…
黒級職員: 貴方は何歳なのですか?
老人: 正確に数えれば■■■歳。痛みなんてもうなれた。こんなことが出来る程にね。[自分の首に指を突き刺し持ち上げる老人]
黒級職員: ……
老人: 貴方は大丈夫なんですね。これを見て吐いている隙に逃げようかと思ったのですが
黒級職員: ….私は39人連続殺人で捕まってますから。
老人: ほぅ…人殺しと話すのは久しぶりですよ…
黒級職員: 私は不死身の人間と話した事はありません
老人: 貴方ならわかるじゃろ…命とは非常に合理的で無駄な物じゃ。人間が介入してはならなかったのじゃ。今はただ眠りにつきたい….安らかな眠りに….
黒級職員: これで質問は終わりです。お疲れ様でした。
老人: はいよー。精々長生きするんですね。
補記: 後の実験により、老人は何を忘れる事も無い事が判明しました。SCP財団が存在を消した"空"の記憶を持っていた事が何よりの証拠です。この老人は記録係に任命されました。いつまで働くのか?勿論、死ぬまでです。
元担当者:012345rty

