<記録開始>
やあやあ、どうも。私の名前は、[欠損]
君は私を知らないだろうが、私は君を知っている。
さて、今日はこんなテープで申し訳ないのだが、少しやってほしいことがあってね。
君も驚いているだろうし、はじめは、ちょっとした話から始めようじゃあないか。
まず、私の名前は最初に伝えた通りだ。私は神奈川支社で勤務していたのだが、私の父親が法人の創設に関わっていた9人のうちの一人だったらしくね、その縁で私は能力がないにも関わらず、営業部長にまで上げてもらえたんだ。まあ、いわゆる親の七光りと言うものだ。
本題に移ろうか。
君の世代は、8.22を知っているかな?簡単に言えば、19██年の8月22日に起きた、大規模な情報流出事件だ。それによって、法人の創設や、"暁の夜"についての機密情報が少なからず漏洩した。
私はそこで、父の抱えていた秘密を知ってしまった。それは、とても、恐ろしいものだった。
ああ、すまないね、少し話が脱線してしまったね。まあ、これは関係ない話だ。君が気に病む必要はない。
[深呼吸をする]さて、君にやってほしいことがあるといったね。これは、我が法人の維持に大きく関わることなんだ。まあ、難しい話ではない。君には、島根支社、その地下にある黄泉支社へのゲートの電力を切ってもらえればいいんだ。
そうすれば、すべて解決するはずだ。
さて、私に残された猶予も残り少ない。そろそろ無駄話をおしまいにして、君に動いてもらわなければならない。もう直ぐマルクトがきて、私は月光評議会の査問に出されるはずだ。そうすれば、君のことも調べられてしまうはずだ。
[足音が近づいてくる]
….思ったより早いな
<記録終了>
機密文書への不正アクセスを確認
そちらに機動部隊が派遣されました。
待機してください。
不正アクセス者の死亡を確認
任務を終了します
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